「蘇るPC-9801伝説 永久保存版(単品/セット)」に収録 → ソフト一覧。 (収録されている「南青山アドベンチャー」は、「8001/8801版」)
日本初のテキストAVGと言われる、「表参道アドベンチャー」の流れを汲む作品。秘密の仕掛けや罠が施された武家屋敷に忍び込み、破壊工作を行います。武家屋敷といっても中世ではなく、現代のお話です。 メッセージは英語で、コマンドも基本的に英単語を入力。改良点として、文字に色がつき、周囲の状況がわかるミニマップが導入されました。
ゲームを始めてはたと気づいた事、「破壊工作って一体何を?」。じっとしていても答えは出ないので、とりあえず屋敷の中へ。ミニマップには何も表示されません。「・・えーと、暗くて何も出来ないんですけど・・」。やむなく外をうろつくものの、全く進展せず途方に暮れる筆者。 こういう時に頼れるのが、書籍本体の記事です。攻略ヒントや、開発者の方へのインタビュー、さらにはクリアに必要な動詞も掲載されています。おかげで探索を開始できましたが、それらが無ければすぐに投げ出すところでした。 文字情報が主だと想像力がより一層問われ、また慣れてないせいもあるのか、妙に難しく感じます。「人と会話してヒントを得る」という事ができないため、余計にそう思うのかもしれません。