「みんながコレで燃えた! PC-8001・PC-6001 永久保存版(単品/セット)」に収録(6601版) → ソフト一覧。
ファンタジーAVG、「コロニーオデッセイ」の前編。 時は西暦3000年。UFOに連れ去られた「大切な人」を取り戻すべく、宇宙を股に掛けて奔走します。監修は、SF作家の小松左京氏。音声合成(ボイスシンセサイザ)機能により、シーンによっては台詞が読み上げられます。 英単語によるコマンド入力方式。使用可能な動詞・名詞は、PDFマニュアルに記載されています(「対決編」と共用)。
特定の時代・場所を再現、あるいはおとぎ話や映画をモチーフとした各コロニーは、さしずめテーマパークといった様相を呈しています。テーマパークと違うのは、あちらこちらに危険が潜んでいるということ。ゲームオーバーになる確率は高い方だと思います。 その危険な旅の相棒が、「大切な人」のヘルパーロボットです。あまり頼りになりませんが、とぼけた外見としゃべり方が憎めません。ところで、「大切な人」という言い方ですが、違和感を感じるのは筆者だけでしょうか。普通に「恋人」という設定でもよかった気がするのですが・・。 グラフィックは主に、1本ずつ線を引いたり、特定の範囲を塗りつぶしたりという方法で描画されていきます。少し時間はかかりますが、出来上がりまでのプロセスを見るのもまた一興。「漢字表示」や「3重和音」が売り文句となった当時に思いを馳せつつ、ゆったりした気分で取り組みたいものです。