「プロジェクトEGG」にて購入(8801版。PDFマニュアルのダウンロード可)。
「は〜りぃふぉっくす」の続編AVG。 化けたり呪文を唱えたりできる、特殊な能力を備えた子ギツネが主人公。いけにえとして連れて行かれた少女を助けるため、「雪の魔王」が住む氷の城を目指します。 移動以外の行動は、キーボードから直接単語(日本語)を打ち込むコマンド入力方式。ちなみに「は〜りぃ」とは、主人公ギツネのファミリーネームです。
物語には悲しみの影がつきまといます。子ギツネだけでなく、少女、そして雪の魔王にも・・。元の平穏な生活を取り戻すため、けなげに頑張る子ギツネ。その姿を見れば、何とかしてやりたいという気持ちになります。ゲームオーバーの画面を見ればなおさらです。 難易度は、「普通〜やや難」といったところでしょうか。動物たちとの会話を書きとめ、素直に解釈していけば、そうそう行き詰まったりはしません。もちろん考え込む場面もありましたが、理不尽きわまるコマンドというのはなかった気がします。 人間が主人公のAVGとは異なり、動物目線で考えるのが基本。キツネならではの、「葉っぱを使って何かできる」という点も、謎解きの深みを増しているように思います。